MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

軽トラックを横転させてしまった・・被害状況はどんな感じか

山に住んでいる恒例なお客さんから

「車を横転させてしまった」

という相談を受けて車を預かりました。

被害状況はどんな感じになっているのか?

フロントの右から落っこちたようで、バンパーがハズレかかって、ドアも曲がっています。

ドアの開閉には問題ないようです。

左側のドアミラーはもげていました。

エンジンは奇跡的に無事でした。

アルミなので、何かにぶつかってればケースが割れる確率が高いだけに、ここはラッキーですね。

ドライブシャフトブーツが外れています。切れてはないので、中のグリスを詰め替えてブーツバンドで固定。

 

足回りにも擦り傷はありますが、走行に支障が出る部分はなさそうです。

横転して着地したところが畑だったのが良かったんだと思います。

地面がコンクリートだったら何かしらアルミパーツは割れてしまっていたでしょう。

 

問題はこういう相談が年々増えているということ。

 

うちのお客さんって、年齢層が高いので、高齢化社会の煽りを相当食っています。

 

例えば自分でハンドルロックをしてしまい、解除できない。

 

キーを閉じ込んでしまった。

 

バッテリーを上げてしまった。

 

などなど。緊急性のないものでも全部相談の電話が来るので、業務に支障を来たし初めています。

 

日本も運転免許の返納について、もう少し踏み込んでいかないといけない時期に来ているんじゃないかなって思います。