家で使ってるアトレーですが、もうちょっとで13万キロに到達します。
7万円の中古で購入した割には頑張ってくれていますが、ここでもう一つ手を加えることにしました。
去年、オルタネーターのブラシを交換したんです。
ブラシレスモーターには使われてませんけど、この手の電装品は使っていくとすり減っていくカーボンブラシがついています。
このブラシが摩耗限度まで使い込んでしまうと、機能しなくなる。
オルタネーターが12万キロでこのくらいブラシが減ってたんです。
交換して良かったなと。想像したよりずっと減ってましたね。
それじゃあということで、今度はセルモーターのブラシを交換しようと思ったんです。
エンジンが掛からなくなるのは困りますから。
バッテリーのマイナス端子を外してからセルモーターを車両より外します。
アトレーのセルモーターは14mmのネジ2本で取り付けられています。
ここから分解していきます。
リヤカバーを開けるとさっそくブラシが出現します。
どれどれ、どの程度減っているのか?
新品と比較するとこの通り。
全然減ってないやん!
オルタネーターとは比べ物にならないくらい減ってませんでした・・。
オルタネーターって、エンジンが回ってる時回転されてブラシもすり減っていきます。
が、セルモーターは始動する時だけしか回転しないわけで、長距離乗ってるからってブラシが減ってるかというとそうでもない。
それよりもちょいノリを繰り返して、頻繁にセルを使ってる人の方が減っているっていうわけですね。
これでは交換する意味もないくらい残ってるので、続行します。
その代わりと言ってはなんですが、各部を分解してオーバーホールしていきました。
強いていうのなら、このシフトレバーが樹脂製なので、これは古くなってきたら割れる可能性があるから交換してもいいかなと。
あとは各部清掃給油して終わり。
コンミュテーターも偏摩耗してなかったし。全然問題なく使えるねと。
オーバーホールした後は、清掃給油が効いているのか、軽やかにセルが回るようになりましたね。
分解するだけでも意味がありますね。