2022年にデサルフェーターを買って、家の車につけてテストをしています。
デサルフェーターというのは、このようなシステムで、バッテリーに取り付けます。
何をしているのかっていうと、バッテリーの電力を使って、たまにパルスを発生させてサルフェーションを除去する装置です。
バッテリーの寿命っていうのは、一番左右されるのがサルフェーションです。
バッテリーのサルフェーションとは、鉛蓄電池(カーバッテリーなど)において、放電時に生成された硫酸鉛が、充電後も結晶化して電極板に付着し硬化してしまう現象のことを指します。
この状態になると、バッテリー本来の性能が発揮できなくなり、容量低下や寿命の短縮、始動不良などの問題を引き起こします。
これを定期的に除去して、バッテリーを延命させるのがデサルフェーターという装置になります。
では実際どうだったのか?
デサルフェーターって使い方に左右されるなと、痛感しました。
というのも僕は通勤に車は使いません。車に乗るのは週末くらいなんです。
そういった使い方をしていた場合、デサルフェーターの恩恵を受けることはありませんでした。
結果途中で2回バッテリーを交換しています。
なんでかというと、充電しても3日も経過すれば始動できない位、バッテリー性能が劣化していたからです。
デサルフェーターををつけていたのにどうして?と思いますよね?
デサルフェーターって、そもそもがバッテリーの電気を使って駆動します。
つまり週に1回しか乗らないような使い方だと、まともに駆動しないし、駆動したとしてもバッテリーの電気をくってしまうしで本末転倒な状態に陥ってしまうようです。
どうすればデサルフェーターを効果的につかえるかっていうと、やっぱり3日に1回くらいはバッテリーが満充電されるように車に乗るということですね。
つまり、ほとんど乗らない車にデサルフェーターをつけても、あまり効果があがってこない。
これが3年目に出た結論ですね。
毎日乗ってるシエンタにもデサルフェーターはつけてあって、あちらはどうなるのか追って検証を続けたいと思います。