ネオクラシックカーと呼ばれる90年代のスポーツカーたち。
その中の一台にひときわ特殊な車種があります。それが唯一のロータリーエンジンを搭載するRX-7です。
25年ルールでバリバリと値上がりが続くネオクラシックカー。
海外バイヤーにどんどんと買われていってしまっています。おそらくRX-7は手に入れるにはもはやギリギリのラインくらいまでに、値上がりしてしまっています。
もし運良くゲットできたとして、その後の維持はどうなのか?
僕も一番最初の愛車がFD3Sでした。当時1型のFDを114万円くらいで買ったんです。20代前半です。
給料は手取りで15万たらずです。
RX-7を維持するのは非常に大変でした。当時現行型だったにも関わらず、やはり普通の車を維持するよりもお金がかかった。
まず一番きついのが燃料コスト。
RX-7は指定燃料がハイオクになっています。そして、燃費がどのくらいかというと、なんとリッター4〜5kmなんです。本当です。
僕が乗っていた頃、ハイオクってリッター108円で買えたんです。今ハイオクって190円くらいします。2倍近い。
昔よりも燃料コストが2倍掛かるという意味では、今の方が維持するハードルが高くなっています。
そして各オイル類の交換。
説明書にはシビアコンディションなら2500kmごとに、エンジンオイル交換を指定しています。
さらにプラグ交換。FD3Sの場合街乗りで長くても1万kmくらいで交換をおすすめします。
プラグも高いです。FDの純正プラグは1本2500円くらいします。これが4本使われているんです。
まだまだあります。強烈なのは自動車保険。車両保険を入れていなくても、20代免許取り立ての場合、任意保険が20万近くかかりました。
車検も諸費用整備代込みの最低ラインで10万円くらいから。何か交換が必要なら修理代もかさみます。
こうやって書いてみると僕が乗っていた頃に比べて、維持するハードルは断然上がっているのがわかります。
しかしマツダは廃盤部品の復刻をするなど、RX-7に関しては長く乗ってもらいたいという気持ちがあるようです。
覚悟を持って乗れば、きっと充実したロータリーライフが待っています。維持は大変ですけど、乗ってるだけでそれはそれで個性として発信もできます!
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