ハイエースに乗っている業者さんから、エンジンから変な音がして臭いもおかしいから見てくれ!と依頼を受けました。
確認してみると、車の回りがすでに臭う。
間違いなくクーラントの臭いです。クーラントが漏れると甘ったるい臭いがします。実際に舐めると甘いんですけど毒です。
もしかしてオーバーヒートしちゃったの?と。
エンジンは1KD。
15万キロ走ってますが、10万キロ時点でタイミングベルトとウォーターポンプは交換済みです。
一体どうなっているのだろうかとエンジンを見てみると。
何とベルトがない。
ベルトは1万キロ前くらいに交換をしています。切れたり外れたのなら、ベルトではない原因があるはず。
各プーリーを見ていると、まさかのこれ。
なんとウォーターポンププーリーがガッタガタ。
どうやらここからベルトが外れたんだということですね。
それにしても交換後6年前後で5万キロちょい。それでここまでポンプがガタガタになってしまうのはいただけないですね。
ファンベルト自体はオートテンショナを使ってるので、張力は自動で調整しています。
こうなれば、ポンプの耐久不良と言わざるを得ませんから。
とはいうものの、この車はリース車なのでタイミングベルト一式の交換は全て社外パーツを使っています。
しかし、漏れるくらいならあるあるですけど、ここまでガタガタになるのはビックリでした。