MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

下廻りをぶつけてしまったサンバー、思わぬ部品がもげていた

お客さんから、下をぶつけてしまってからハンドルがおかしくなったから見てくれと依頼がありました。

 

車はスバルのサンバーで、入庫して確認してみるとハンドルが90度くらい曲がっていた。

 

さらにその操舵感がおかしいということが判明。

 

タイロッドやらロアアームが曲がっていたのかなって。

 

下廻りを除いてみると、もっとひどいものがぶっ壊れていました。

 

一見普通そうに見える足回り。

 

よく見ると・・・

 

わかりますか?

 

写真中央の何かがもげていることに。

 

これは一体なんなのか?

 

これは電動パワステのギヤボックスアッセンブリです。

 

大きく3点で指示してあるところの1カ所がもげていた。

 

これが原因でハンドルを動かしたらギヤボックス自体が動いてしまい、操舵感がおかしくなったと。

 

それにしてもこの部品は95700円もします。

 

下をぶつけたときに衝撃を吸収するアンダーガードがついてますが、それを突き抜けて本体のアルミがもげてしまったと。

 

こうなったら本体を交換する以外はありません。新品は高いので中古部品を30000円でゲットして交換となりました。