MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

今の車でオーバーヒートしたらどうするか?

車に乗ってる人で、オーバーヒートに遭遇したことがある人ってどの位いますかね。

 

僕は会社で修理を受け持った車以外でいうと、FC3Sに乗っている時にオーバーヒートを経験したことがあります。

 

FC3Sは8万円で解体屋さんから買ってきたものを、ユーザー車検で通し、マイカーとなりました。

 

その当時は整備士でも何でもないので、知識も何もなかった。ただ、オーバーヒートしているなっていうのはわかりました。

 

それは後付けの水温計をつけていて、水温がアイドリングで軽く100℃を超えていくんです。

 

このままではヤバいということで、ヒーターを全開にすると、水温が下がる。ヒーターコアへ冷却水を導くことで、使えるクーラントの総量が増えて、一旦水温が下がるという事です。

 

なんでオーバーヒートしたのかっていうと、ラジエターが錆っ錆だったんです。何度も何度もフラッシングしましたが、出てくるのは毎回錆水でした。

 

ようやくまともに走れるようになったのは結構時間がかかりましたね。

 

あの時代って、アナログのメーターだったので、水温の上がりがわかりやすかった。今の車は青い水温ランプと赤い水温ランプがあるだけです。

 

赤い水温ランプが点灯した時点でオーバーヒートしている。そういうパターンですね。何となく予兆を感じることができなくなっているところに不便さを感じます。

 

例えばGR86の説明書には、オーバーヒートの対処法が結構詳しく書いてあります。

 

ポイントはクーラントが漏れてのオーバーヒートか?それとも電動ファンが作動しなくてのオーバーヒートか?

 

その辺りの確認の仕方が上手に書いてありました。と言っても、車の説明書を読む人も減ってますしね。

 

そういえば新型のシエンタには冊子の説明書って付属してこなかったです。もうWEBで確認しなさいと。

 

そういう車もありますね。