冬が来ると見かけるようになる、エンジンオイルの乳化という現象しってますか?
オイルを入れようとオイルキャップを開けると裏に白いマヨネーズみたいなものが付いてることがあります。
これ、エンジンオイルの乳化という現象になります。
なんでこんな事が起きるのかっていうと、エンジンの中にある若干の水分が原因します。
例えば空気中に存在する水分、エアクリーナーを通過しても若干はエンジン内へ吸い込まれていきます。
暖まったエンジンならそれを蒸発させますが、ちょい乗りを冬に繰り返すとそれらが蓄積していって乳化という現象が起きます。
乳化すると、オイルが入れにくいなっていうデメリットが1つ。
入ってるオイルも白っぽくなってれば、それは本格的に水が混入してるので、早くに交換しないと駄目です。
ただ、長い間現場で見てくると、乳化しやすいエンジンとそうではないエンジンがあるのでブローバイの取り回しやら、エンジンレイアウトも影響していると思います。
ハイブリッドなんか、乳化しそうだけどどうなんでしょう?エンジンを止めたりかけたりの繰り返しで、暖まりにくいですしね。