10月25日トヨタとBYDが共同開発した新型電気自動車が発表になりました。
bZ3という名前のモデルです。
このデザインを見ると、新型のクラウンにも通じるヘッドライトな形状です。
そして、電気自動車らしくグリルなし、もしくは控えめといったデザイン。
近未来的なトヨタのデザインはこの方向で出てくるようですね。
bZ4Xが第一弾を飾った電気自動車群ですが、今のところ順調とは言い難いですよね。
搭載されている電池保証については、当初トヨタが目論んでいた数値を下回る数値での保証になったこと。
電気自動車特有の挙動がでたのか、ハブボルトが緩むというリコールを3ヶ月もかかって対策してきたこと。などなど。
で、このbZ3の目玉は何かっていうと電池です。
電池はBYDのものを搭載するようで、LFPを利用したリチウムイオン電池、いわゆるリン酸鉄リチウムイオンを載せています。
最長航続距離は600kmとし、10年後でも90%の電池容量を維持すると発表されています。
つまりbZ4Xで掲げていた目標をクリアしていると。
リン酸鉄リチウムイオン電池のどこがいいのかっていうと、まず燃えなくて安全であるということ。
そしてリチウムイオン電池とは比べ物にならないくらい充放電回数、いわゆる電池寿命が長いという点にあります。
ポータブル電源でもリン酸鉄リチウムイオンが出てきましたが、3000回くらい充電しても大丈夫という商品が多いです。
使い切れないくらいの寿命を持ってるという事ですね。
日本導入はないでしょうが、気になりますね。