皆さんは車の税金の中に、重量税なる物があることはご存知だと思います。
では、重量税はどんな時に支払っているか?というと、多分
「えーっと・・」
と即答できるかは微妙です。
5月頃の奴だっけ?と。
それは自動車税です。
重量税は車検の登録を行う時に支払います。なので、自分で重量税を払ったことがある人はユーザー車検をした人ですね。
あとは業者さんが払っています。
重量税を払わないと、車検が通らないんです。
これはこれで、稼働する車全てからとりっぱぐれない素晴らしい徴収システムです。
しかし、このシステムは車屋さんを逆に苦しめています。
車屋さんにとって、重量税の支払い有無はどうだっていいんです。なのに、法定諸費用という名目でお客さんからお金を預かって払わないといけない手間。
お客さんによっては整備代と一緒に払うから立て替えておいてという人も居ます。
立て替えるはいいけど、支払いが厳しいお客さんだったら、車屋さんは売り上げを上げるどころかお金を貸していると同じです。
重量税の徴収方法って車屋さんにかなり負担がかかる仕組みになっています。
車検と重量税を切り離したらどうか?
例えば車検を更新したら1週間以内に重量税の納付通知が郵送されてくる。
もしくは車検の期日ちょっと前に納付書が届いて、その納税証明書を車検工場に添付する。
自動車税と同じシステムです。
多分これをすると、重量税の徴収率は下がるけど現場への負担は減ると思います。
税金は本人が払うべきであって、立て替える事は良くないです。
車検代を素直に払ってくれないお客さんって一定数います。それって売り上げ以外にもお金を貸しているのと同じ状態なので、車屋さんはやっぱり苦しいのです。