MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

今どきの車はフェンダーも樹脂製になっているので、当たり所が悪いと即交換

今どきの車って、外装パーツに樹脂パーツをかなり多く使っています。

 

べっこりぶつかってきたムーヴ。

 

バンパーはもげてしまっています。この年代のダイハツ車は、バックドアも樹脂製になってるし、フェンダーすらもが樹脂パーツになっています。

 

ここまでぶつかってれば、コアサポートなどの修理も必要ですが、仮にバンパーがもげてしまっただけだとします。

 

バンパーは色付きで設定があるので、今までならバンパーサポートとビスやらクリップを注文すればポン付で交換が可能でした。

 

しかし、フェンダーが樹脂製になるとこうなります。

 

今までならフェンダーとバンパーをドッキングさせるとき、バンパーサポートというプラスチックの部品を介してバンパーをフェンダーにパチンパチンと接続しました。

 

もちろん少しフェンダーが曲がった位なら、金属製なので板金をして1つ1000円くらいのバンパーサポートを交換すれば取り付けは可能でした。

 

しかし、フェンダーが樹脂になると、バンパーサポートもフェンダーが兼ねるようになっています。

 

つまりバンパーがもげてしまって、フェンダーの取り付け部も損傷していたら、バンパーと一緒にフェンダーも交換しないと駄目なのです。

 

この車は無事ですけどね。

 

車は軽く作れて、コストも落とせるのかもしれませんけど、肝心なところは金属であってほしいよなって思います。

 

今樹脂パーツも相当進化してきて、VR30DETTというエンジンはオイルパンも樹脂製ですからね。スカイライン400Rのエンジンです。新型Zにも載ってるエンジンです。

 

樹脂パーツだらけになるのも困りものですよね。