MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

最近増えてきたEGRの故障について

まずはこちらをご覧ください。

 

こちらはE12のEGRバルブです。

ここのところ、エンジンのEGRバルブの故障によく遭遇するようになってきました。

EGRっていうのは、排気ガスをエンジン内部へ再循環させる装置です。

それを開閉している弁ですね。

車によっては値段が様々ですけど、E12のものは16000円でした。プリウスのは確か3万円くらいしたような気がします。

EGRが壊れるのはカーボンやスス、デポジットがバルブに堆積して動かなくなってしまうからです。

壊れる原因って、アイドリングストップだったり、直噴エンジンだったりで、今までのエンジンよりもカーボンなどが溜まりやすくなってきたからだと推測します。

燃焼温度を上げて、カーボンデポジットを焼き切れる使い方をしていれば、バルブにも堆積しないので故障しないと思います。

EGRを長持ちするには、これらを防ぐこと。

定期的に燃焼室をクリーンにさせる、カーボンクリーンが有効だと思います。

例えばワコーズのRECSなど。燃焼室を奇麗にすると、エキゾーストから排出される排気ガスに不純物が混じらなくなり、バルブもおのずと奇麗なままの状態をキープできます。

カーボンクリーンができないのであれば、燃料添加剤を使って定期的に汚れを落とすこと。


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EGRが壊れると、結構な症状がでるのでびっくりします。

今の車にはガソリン、ディーゼル問わず燃料添加剤が必須です。