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現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

数は少ないけれど、早めに受けてのリコール!セレナのブレーキ効き弱くなる恐れ

規模は少なく、1000台に満たないものですが、セレナとOEMランディにリコールが出ました。

リコールって、そこそこの台数が出ないと大手メディアはあまり取り上げないので、マイナーな情報をかいつまんでおとどけです。

内容は以下の通りです。

 

ブレーキホースブラケットにおいて、ブレーキホースブラケットの車体への溶接作業が一部不適切なため、ブラケットが外れ走行振動によりブレーキパイプが車体に干渉し異音が発生する。そのままの状態で使用を続けると、ブレーキパイプが損傷し液漏れが発生することで、最悪の場合、ブレーキが1系統失陥し制動距離が伸びるおそれがある。

 

ブレーキってタンデムマスターを搭載しています。

クロス配管と言われて、右前と左後。左前と右後の配管がつながっています。

どちらかの配管にトラブルを生じてももう1系統で制動する。

この場合、右のリヤに問題があるようです。

どちらにせよ、ブレーキフルードが漏れてきたらペダルタッチも柔らかいスポンジーになるだろうし、いろいろと問題が出てきます。

もちろん制動距離も延びますので、早めにリコールを受けてください。

車体からこすれるような音がしたら要注意です。