シートベルト警告ランプが点かないと、車検に通らないのです。
たかだか警告灯ですが、今の時代はエンジンチェックランプが点灯していたりしても車検には通りません。
シートベルト球が点灯しない原因はおもに2つあります。1つが単純な電球切れ。もう1つがシートベルトキャッチの不良。
シートベルトのキャッチって、簡単な構造をしていて、中がスイッチになっています。
分解するとこのような状態。多分どこのメーカーも似たような構造ではないかなと。
こわれやすいのが白いプラスチック部品です。
これがシートベルトをカチャっとはめたら下へ動いてスイッチングします。
中には接点が入っています。
もちろんこんな内部の部品を供給してくれるはずもなく、アッセンブリでの交換。
キャッチだけで部品を出してくれればまだいい方で、シートベルトのベルト部分とセットでしか部品を出してくれないメーカーもあります。
さらには、シートベルトの部品自体が廃盤になっていて、車検に通せない車も出てきています。
中の接点がスライドすると、導通部分がかわるので、スイッチとして機能する構造です。
この手の車検にかかわる部位っていうのは、もうちょっと長めに部品供給をしてほしいですよね。
部品として出せないのなら、中身だけで交換ができるようにしておいてもらえれば、助かるんですけどね。
多分中の部品って、かなり共通だと思うのです。
各自動車メーカーへお願いです。