軽トラックのヒーターが切り替えできなくなったという相談を受けました。
点検してみると、風向の切り替えができなくて、常に顔に出てくるようです。ちなみに、この状態だと車検は通りません。
車検を通すにはデフロスタが効かないと駄目なのです。デフロスタというのは、フロントガラスへ向けて風を出すモード。いわゆる曇り止めですね。
あきらかにヒーターコントロールをいじっていると、手ごたえがスカスカなので、ワイヤーがつながっていないのかなと。
ヒーターコントロールを点検してみたら、ワイヤーが規定の位置に収まっていませんでした。
ヒーターコントロールをいじって、ワイヤーを既定の位置にはめ込んで操作してみると、最初はいいんですけど二回目の操作ではまた駄目になっています。
どうやらヒーターコントロールのワイヤがとりつく部分が固定できなくなっているようです。
よく見たら折れていました。
その為、一回目の操作はいいんですけど二回目の操作でまた外れてしまうと。
とりあえず部品が車ではデフロスタ・足元モードにしておきました。