5ナンバーサイズのミニバンとして、不動の地位を築き上げてきたのがトヨタのノア・ヴォクシーシリーズ。
型式がAZRで初代ヴォクシーが登場したころから、トヨタのミニバンの屋台骨を支えてきました。
それ以前のノアはちょっぴりファミリーユース的すぎましたが、若者向けのネッツディーラーが立ち上がって、ヴォクシーが出てからというもの人気が高いモデルです。
そんなノア・ヴォクシーもトヨタディーラー統合で、初めてのフルモデルチェンジが間近に迫っています。
ここで気になるのがその価格。
ネットにはすでに見積もりのリーク情報が流れていますけど、メーカーオプションが多彩すぎて下手すれば500万オーバーになる事も考えられると出ています。
トヨタディーラーでは実際に見積もりがとれるようになっているようで、この金額の信ぴょう性は高いと思います。
それにしても高いですよね。
僕は初代ヴォクシーが販売になったころ、2代目ステップワゴンを奥さんが新車で買ったんです。その当時の金額をよく覚えています。
RF3という2WDのモデルで、当時乗っていたロードスターを下取りに30万円で出して180万円ジャストでステップワゴンを買ったんです。
2代目ステップワゴンもその当時デビューして間もなかった頃で、ヴォクシーやセレナなどと相積をとってみようと思ったんですが、ステップワゴンいっか!ということで買いました。
その後10数年にわたり乗りましたが、故障という故障は2つだけでした。オイルの油圧ランプが点灯したことと、左ドアミラーの格納が効かなくなったこと位。
油圧ランプはちゃんとオイル交換をしていたので、プレッシャスイッチ不良だなと。ミラーの格納は、格納のみ配線をカットして使ってました。
いい車だったと思います。今ではステップワゴンもかなり高くなりましたね。
ノア・ヴォクシーでどんなに高くたって300万円台でおさまっていたはずなのに、まさかの500万なんて・・・。
新型のスペックなどを見ていないからとはいえ、ちょっと納得いかない金額ですよね。
5ナンバーサイズのノア・ヴォクシーって、結婚したての若夫婦をメインターゲットにしている車です。
結婚したての若夫婦に500万円出してくれなんて、ちょっと無理があるよなと。
高くても上限は300万円位じゃないかなと、思ってしまいます。
そうやって考えるとダイハツのロッキーハイブリッドたるや、ものすごいお買い得感ですよね。自動ブレーキの性能がどこまで向上しているかにもよりますけど、ハイブリッドであのプライシングは強烈です。
車が全体的に価格アップしていく中で、ダイハツがロッキーハイブリッドをあの価格設定で販売に踏み切ったことっていうのは、凄いと思います。
価格上昇に一石を投じてくれた感が、お客さん目線でうれしいですね。
ノア・ヴォクシー、それでも売れるのでしょうね。