ヤフーニュースで、2日で9台ものランクルが盗まれてしまったというものが報じられました。
ランクル、2日間で9台盗難…「キャンインベーダー」で解錠か(読売新聞オンライン)#Yahooニュースhttps://t.co/lTbKv6GWEE
— チームMHO 自動車整備士YouTuber (@teammho) 2021年11月11日
CANインベーダーという手法を使って盗まれてしまったというのですが、防衛策はないのかを考えてみた。
バンパーを外してライト裏の配線から車のCAN通信の配線に繋げて解錠、エンジンを始動したとされています。
もう、昔から書いていることですけどリレーアタックもCANインベーダーも盗み方って最終的にエンジンをかけて盗むわけです。
という事はですよ、エンジンがかからないようにしておけばいいというわけです。
あと、舵が効かなくなるようにしておくなど。
クラシックスポーツカーは脱着式ハンドルボスというやつですね。ハンドルを外しておく。
あとはCANで侵入されてもエンジンがかからなくなるようにギミックを仕掛けておけばいいと思います。
具体的には何が思いつくか?
燃料ポンプの配線にスイッチを入れて、ポンプが動かないようにする。
メインヒューズを抜いておくなど。盗もうとしている側からすると、CANに侵入して解錠できた時点でエンジンを始動しようとする。
その時思ったようにエンジンがかからないと焦るわけです。二重トラップを仕掛けるのもいいですよね。燃料ポンプの後付けスイッチをONにしない状態で、クランキングするとホーンやらセキュリティを鳴らすなど。
そういった簡易的なトラップは何となく思いついて作ることは可能です。
吊るしの新車では簡単に盗まれてしまいます。盗まれたくないのであれば、もう一工夫何かを仕掛けておく事をお勧めします。
今の車だと多分OBDの故障コードが出ちゃうかもしれないですけどね。