ワゴンRスマイルという車を乗ってみたんです。
R06DというNA直噴エンジンを積んでいます。新型で出て間もないエンジンですね。ロングストロークタイプのデュアルインジェクション。
かなり凝っているエンジンです。
そのエンジンがワゴンRスマイルにも搭載されています。
この車、スペーシアより背が低く、ワゴンRより背が高い。最大の特徴はそのサイズ感でスライドドアを採用している点です。
スライドドアを採用すると重たくなります。しかもオートスライドどあなのでモーターやら配線やら必要になります。
2WDで840kg。マイルドハイブリッドの4WDだと実に920kgです。
そしてターボの設定はなくてNAのみ。
そのR06Dですが、充填されているオイルが思った以上に少なかったんです。
オイル交換のみで2.2L。フィルター同時交換で2.4Lです。
考えたらなかなか過酷ですよね。
例えばこの車で高速道路を走ろうとすると、2.4Lのオイルで920kgの重さを660ccのNAエンジンで突っ走らせるわけです。
実際に高速道路で走らせたらCVTだとはいえ、常用回転数はどの位になるのかな?
今の車ってオイル量すくないなぁって。
まあオイル量だけではなくて燃料タンクも少ないですよね。
なんと27Lですよ。
多分エンプティがでてから入れたとして、20L弱入るくらいですね。
WLTCの市街地モード燃費でハイブリッドの4WDはリッター21.5km。2WDのノーマルは19.5kmとなっています。
そこから7割程度だと考えるとエンプティが点灯して300km前後位走行できるのかなと。ギリギリまで燃料を使ってエコランすれば話は別ですけど。
燃料タンクもかなり少ないな。ここは軽量化というよりは大きくしておいた方がいいと思いますけどね。
それでも待望のスライドドア搭載車ですから。どの程度売れますかね。