VWのポロです。ガソリンを入れようとしたけど、給油口が開かないということで入庫してきました。
このポロは、ドアロックと連動してロックをかけるフューエルリッドを備えています。
国産車にも増えてきていますね。
従来のフューエルリッドって、運転席の近くにレバーがあって、そこからワイヤーを使ってフューエルリッドを機械的に開閉していました。
それをドアロックモーターのようなものをフューエルリッドにとりつけて連動させているということです。
初期症状なら、少し衝撃を与えながらスイッチをON・OFFすることで開くことがあります。
しかし、開かない時って明らかにアクチュエーターの作動音がない。
というわけで、アクチュエーターの交換です。
部品は1万円ちょっとくらいです。
ノブを押し込んだ後、アクチュエーター内部でロックする構造です。
交換はなかなか特殊で、フューエルリッドを外して、ライナーの下辺りからガサゴソしますが、肝心のカプラーになかなかたどり着けない。
VWって昔はエンジンの負圧を使って、フューエルリッドを開閉させていたものもありました。
あれもよく壊れましたよね。ホースが抜けたとか穴が開いたとかで。
このアクチュエーターも明らかに製品が微妙。5万キロ位で壊れてしまうとオーナーにも苦言を言われちゃったりで、こっちも困りますね。
言われてみれば国産車でこのアクチュエーターを交換した経験ってないですね。
やはりまだまだ国産車の方が信頼性が高いような気がします。
部品もオーダーしてすぐに来ないし、来てもたまに違う部品が来たりするし。
最悪本国オーダーとかになると、納期はさっぱり読めなくなったりで。
気長に待たないといけないけど、ガソリンがいれられない!という事態は待ってくれないですからね。