今では当たり前となりました、日帰り車検。最短では1時間以内で待っていてもらいながら車検をできてしまうというサービスもあります。
しかも安い。この車検を成立させるには、整備項目が少ないことが重要です。記録簿にい沿った点検をするわけですが、何かの部品交換が入るとその時間で作業は難しくなります。
例えばファンベルトが切れかかっていたとします。
ファンベルトの交換と一緒に1時間で車検を完成させるとなると、作業性がとても重要になります。
ベルトを3本使ってるような車だと難しいです。
1本のベルトだけの車じゃないと厳しい。そして、その部品を在庫していないと駄目。
最短の車検コースだと、45分で出来たとしても、何かレンズが割れていたすると、それはもう無理です。
レンズ類の多くは純正パーツになります。純正パーツの場合、オーダーしてから翌日入荷というパターンもあるからです。
社外部品で設定があったとしても、部品商がすぐに持ってきてくれるかどうかで、納期が変わってくる。
1日車検だと、さすがに陸事へ登録に持ち込むのは難しくなってきます。
車検証は後日配布になりますし、車検証を届けてもなくしちゃう人も出てきます。
車検証をなくしてしまう人って、郵送などで後日届いたものを車に積んでおかないで、どこかに保管しっぱなしになっていたりするんです。
車検の納期と部品というのは密接な関係があります。