今日、久しぶりにトラックのクラッチOHをしてきました。
僕は今、あまり現場に出ていないので、久しぶりにこの手の作業をするとリバウンドが凄い・・。
肉体的に結構きます。
車はNKR66のエルフです。
恐らくトラックに慣れている人からしたら、軽トラック感覚でOHできるのかもしれないけれど、小型車に慣れている自分にはちょっと見上げてしまうサイズ。
まず車が古いと、ネジが錆びている可能性が高くなる。
案の定、マフラーのネジは錆びてるし、ベルハウジングのネジも錆びてるしで、ネジを回すだけでも普段以上のパワーを出さないと駄目です。
作業はリフトを使って行っているので、わがまま言えませんけど中腰になったりするのでヘルニアもちにはきつい。
エルフの場合、ミッションマウントを外す時に、フレーム上部のネジを外したりする必要があるので。
走行距離は13万キロほどで、初めてのクラッチOHでした。
運送会社さんから、フィーリングが良くないのでOHしてくれって言われたのです。
完全には滑っていなかったものの、確かに寿命は近かったですね。
さすがはプロドライバー。この辺の感覚はすごいです。
トラックの場合、レリーズフォークもピボットも交換します。
あとはディスク、カバー、パイロットベアリング。漏れていればリヤクランクのオイルシールも交換ですね。
エルフはベルハウジングが薄いですね。
作業指数は4.7時間ですが、全てにおいてパワーが必要なだけに、終わった後の疲労感はすごいです。
トラックを扱っている整備工場の皆様、いつも大変お疲れ様です。