ジムニーですが、まだまだ納期が長いことで有名です。
走行しているうちに、初期ロットのジムニーたちは一回目の車検が到来しています。
リコールも結構出ましたね。完成検査リコール、燃料ホースリコール、燃料ポンプリコール、ドアハーネスリコールなどなど。
まあリコール自体はその部分を無償で修理してくれるし、対策を施してくれるので問題はないです。
大人気なジムニーなんですけど、ちょっとしたエピソードを紹介します。
まずはこちらをご覧ください。
パッと見ても奇麗な青色だなって。そういう風にしか見えないですよね。
ではこれが、10年、20年たったらどうか?
ちなみに違う車を見てみますとこうなるものがあります。
こちらのEKを見て気が付いた人はすごい。
リヤバンパーと車体の色が違いますよね。よーく見ると。
これはよくあるあるなんです。今の樹脂製バンパーって、そのほとんどが色付きでメーカーから販売されています。
塗装する手間がないので、ポン付で交換ができて、整備士的には非常に助かっています。
しかし、15年位経過してからバンパーを新品に交換するとこうなるんです。
色合いが違う。
どうして色が変わっているのかというと、車の塗装が経年劣化で変わってるんです。
なので、古い車でバンパーと車の色が違うものっていうのは、明らかに事故で交換したよっていうことなんです。
話を戻してジムニーです。
ジムニーは外装パネルに樹脂を使っていません。
今の車って、バックドアも樹脂製だし、フェンダーだって樹脂製になってきています。
ジムニーが樹脂パネルを採用しなかったのは、長い間かけてジムニーを使い込んでいくと、樹脂製と金属部分の色合いがおかしくなる可能性があるから。
それを避けたいので全て鉄板でつくっているということです。
ジムニーを買う人って長く乗る人ばかりなので、そのオーナーの気持ちに寄り添っているのがよくわかりますね。
現行型ジムニーは原点回帰でワイルドに戻ってきました。このデザインは僕は非常にすきです。
一つこうしてほしいなっていうところは、燃費がイマイチだということ。
現行型のスズキ車にしては燃費が伸び悩んでいますね。これはエンジンもちょっと旧タイプをのせたりしているところがありますね。
新型のエンジンを載せて、環境性能も他のスズキ車とそん色ないようになればもっと最高です。でも納期はなんとかしてほしい。