MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

ブレーキパッドはブレーキのフィーリングを著しく変化させるパーツ

この前ですが、自分が乗ってる車のブレーキパッドを交換しました。


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見ての通りで、緑色のブレーキパッドです。

特に意識して選んだわけではなく、価格とブランドで選びました。

3000円しないで日立というブランドのブレーキパッドが買えたので、選んでみました。

日立製ブレーキパッドは初めて使ったわけです。

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結果をかくと、非常にブレーキのフィーリングが変わりました。

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どのように変わったのかというと、ブレーキローターを削ってるんじゃないかっていうようなフィーリングに変わりました。

恐らくパッドの素材が硬くて、ブレーキローターへの攻撃性が強いパッドだと思います。

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そのため、ブレーキのダストが2倍以上ホイールに付着するようになりました。

ここまでメタルチックなブレーキパッドは初めてだったので、ビックリしました。

ブレーキのフィーリングってパッド次第で随分変わるんだなと。

 

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サーキット走行やレースの世界だとそれはわかります。

レースってブレーキを考えられないくらい酷使するので、耐熱性の高いパッドに交換します。

しかしその反動で、温度が温まるまでは全然効かない。いわゆる使用温度域が全く違うわけです。

もちろん強烈なストッピングパワーを得るために、ローターも消耗品という考え方になります。

このレース用パッドに近いフィーリングに変わってしまったなと。

補修用パッドとしては、ちょっと違和感を感じるフィーリングになりますね。

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分かっていて使うのならいいけど、車屋さんとかで費用を抑えるために社外ブレーキパッドでオーダーされた場合は注意が必要です。。

純正のブレーキパッドとはまったくフィーリングが変わります。

これを一般の人が乗ったら、さらに違和感全開になるかなと。

パッドって改めてブレーキフィーリングを変えるものだなって思った次第です。