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ファルケン、新たな空気漏れ防止技術“コアシール”を搭載した「ユーロオールシーズン AS210」 - Car Watch https://t.co/lw6hb1fglu @car_watchより
— チームMHO 自動車整備士YouTuber (@teammho) 2021年7月26日
ファルケンがタイヤがパンクした時自動的に、空気漏れを防ぐ技術を使ったタイヤを発表しました。
考え方は非常にシンプルで、タイヤの裏側にシール材を塗り込んであるというもの。
走行中、トレッド面に何かが刺さったとしたら、内側に塗り込んであるシール材が外へ出て硬化し、パンクを止める。
この技術が幅広いサイズで展開されるようになれば、パンクの殆どをカバーできると思います。
どうしようもない側面を損傷したバースト以外なら大丈夫。
昔から言っていることですが、今の車ってスペアタイヤがない車種が殆どです。
もし出先でパンクしたらどうするか?
これはもはやレッカーをするという選択になってしまいます。側面をバーストしてしまえば、どうしようもない。
何かが刺さっている位なら、空気を補充しながら走行することはできるものの、さすがにそこまで対応できる人は少ないですよね。
このコアシールという技術が普及すれば、圧倒的にパンクのレッカーが減る。
スペアタイヤを使わないまま破棄するケースが多くて、環境負荷がひどいという問題もクリアできますね。
高級車にはランフラットタイヤを履かせておけば、さらに大丈夫。
でも考えてみればこんなの、誰でも思いつきそうなものですよね。
そもそもが車載のパンク修理剤って、これと考え方は同じです。
タイヤの中に修理剤を流し込んで、内側から外へ溶剤を出しながら固める。
今までこの手のアイデアが実現できなかったのには何か理由があるんでしょうね。コストの問題なのか、耐久の問題なのか。
どちらにせよファルケンはそこをクリアしてきているので、今後に期待です。