MHOエンジニアリング

現役自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

近い将来のリコール作業について考えてみた

プリウスにリコールがでました。

 

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内容は自動ブレーキに関するものです。

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内容は、自動ブレーキの作動が遅れることがある。というもの。

対策は制御プログラムを対策仕様に修正するということになります。

このリコールを見て、ふと思いました。

そういえば、この手のリコールってコンピューターの書き換え作業だけで終わるよなと。

ECUのデータ書き換えは、ディーラー診断機でしかできないとされています。一部作業を認められた販売店には、リプロ用の書き込みができるプログラムをもらう事ができたりもします。

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うちの会社でもリコール作業を請け負っていますが、ダイハツ系のリプロは専用診断機でなくてもできるようになっています。

でもリプロを行うコンピューターの台数が1つしかないので、一日にできる台数は限られてきます。

これ、コネクテッドカーだったら、遠隔でリコールができるんじゃないって。

パソコンって、ウインドウズのアップデートって定期的におこりますよね。

それと同じです。

車がコネクテッドカーであって、きちんとした安定化電源が取れる状況下であれば、わざわざディーラーに行く必要はない。

遠隔でリプロ作業をすればいいわけです。

リプロって車の電源電圧が規定V以下だと絶対にやってはいけないというルールがあります。

書き込んでいる時に、止まっちゃったりすると壊れる可能性があるんでしょうね。

この点のみ何とか出来れば遠隔でリコールできますよね。

リコール作業を行う時は、電波のよい場所で停車してもらい、エンジンをかけた状態で待機してもらう。

その時に遠隔でリプロを行う。

しかもそれって一度に何台でもできますから。

コネクテッドカーのリコールって、今後こんな形になっていくのかなと勝手に想像しました。

今やリプロ作業のリコールって相当数増えてきていますから。