なんだかちょっと腑に落ちないことになっています。
例を挙げるとジムニーです。
現行型なので、新車をオーダーすれば定価で買う事が出来ますよね。
モデル末期の車であれば、いくらかの値引きもできるでしょう。ですが、ジムニーに至っては、値引きはほぼなくて、納期がものすごく長いです。
去年オーダーしてくれた人のジムニーが1年越しでようやく納車になった。
今でも1年ちかくに納期がかかるといいます。
このジムニー、現行モデルなのにオークションを見ると、車の定価以上で取引されています。
これっていわゆる転売ヤーと同じような状態になっています。
最初から納期がかかることをわかっていれば、何台かオーダーしておいてストックしておく。納期が非常に長くかかるために新古車の値段が定価を上回っている今、中古車市場に流す。
すると、定価よりも高く売れる。
今定価の20万円増しくらいの相場で動いているようです。
僕は去年ハンターカブを新車で買いました。
ハンターカブは発表になってから3ヶ月後くらいにオーダーを入れましたが、その時はすでに発売日から納期未定となっていた。
実際に納車されたのが発売されてから半年くらいたってからでしたね。明らかに需要と供給のバランスがあってないような状態。
ハンターカブも、数十台を発表直後にオーダー入れておけば結構な利ザヤを稼いだんだと思います。
それにしても現行モデルを定価以上の値段で売るっていうのもなぁって。でもそうしてでも欲しい人が多数いるから、その価格で流通して成立してしまうんですよね。
人気になるのはいいことだけど、納期はなんとか3ヶ月以内くらいにしてもらいたいですよね。
今は半導体の問題とかいろいろあるから、もっと納期を読むのは難しくなってきていますけどね。