長いタイトルになりましたが、僕の本音そのものです。
車検で入庫してきた車の、ナビをバージョンアップしてくれ!と依頼を受けたんです。
このナビのバージョンアップという点で、すでに気持ちが萎え萎えです。理由は非常に手間がかかる作業だから。
ただし、このお客さんに関しては、さらに前回の車検でも確かナビのバージョンアップを依頼されて、頑張って実行しました。
その時にシリアルナンバーとデバイスナンバー、更新パスワードは控えてあるので、バージョンアップディスクが出るのであればさほど手間ではありません。
カロッツェリアのHRZ900で調べてみたら、この機種はバージョンアップが終了していました。
この事実を目の当たりにしてホッとして、お客さんに報告しました。
カロッツェリアナビのバージョンアップは3つの事が必要になります。
・ナビのシリアルナンバー
・ナビのデバイスナンバー
・更新パスワード。
シリアルナンバーとデバイスナンバーはナビを脱着する技術を持ってる人なら、書類がなくても確認はとれます。
最後の更新パスワードがまた厄介です。
カロッツェリアのHPに自分の個人情報とメールアドレスを入力して、オンライン上で配布してもらいます。
つまりEメールでやり取りができることが条件です。
もちろんそれでも駄目な人はFAXを使って、個人情報を書いて署名をしてパスワードを発行してもらう事もできなくない。
ここまで書いただけでも非常に手間だということが分かりますよね。
そしてバージョンアップディスクは定価が2万円ほどします。正直な話仕入れ価格は17000円位です。3000円の差額で、その作業を請け負ってやってくれ!という意味合いなのか・・・。
そもそもがこれだけスマホが普及しているなかで、ナビの地図データを更新するために2万円もお金を払うのはいかがなものか?!というのが僕の正直な感想です。
高いですよね?
スマホのグーグルマップなら無料でアップデートできますから。
無料でかなり高精度なグーグルマップのアプリに対して、2万円払って型落ちのナビの地図データを更新する。
どうもこれが僕自身納得がいかないので、今回のバージョンアップでサポートが終了していたことがホッとしてしまいました。
そろそろ考えてもらいたいですよね。メーカーも。