走行中の異音って、毎日車に乗る人にとっては苦痛だと思います。
もしそれが仮に新車から乗っているくるまであれば、
「新車の頃はこんなんじゃなかったのになぁ」
と思ってしまいがち。ただし車って使ってくるとすり減ってきます。そこから異音が出てくるので、新車の時にならなかった音が10万キロ超えたらガタゴトいいだすとしても、それは当たり前なんです。
問題はそれらの異音が走行上危険をはらんでいるかどうかの判断になります。
足廻りやブレーキ廻りから発生する音で一番まずいのは何か?
いくつかあります。
まずはブレーキパッドがなくなって、ローターをパッドの地金で削ってしまっている音。これは著しくブレーキが効かなくなっているはず。
そしてハブベアリングの異音もヤバい。
走行していて常にゴロゴロゴロゴロ音がしているようならハブベアリングから発生している可能性がたかいです。
サスペンションで一番危ないのはフロントロアアームのボールジョイント。
ボールジョイントにガタツキが発生することで、ガタゴト言っているものは早急に交換しないと、走行中にいきなりハンドルが効かなくなったりします。
その他の異音としては、音を我慢すればとりあえず走行上の危険がないものもあります。
具体例を挙げるとサスペンションのアッパーマウント。
ストラットタイプのアブソーバーには上部にアッパーマウントがついています。ここにゴムのクッションが入っていて、経年劣化でゴムが硬くなり縮んでくる。
すると、走行の段差をダイレクトにアブソーバーから室内に異音として発生します。
ただ、この異音は我慢をすれば場合によっては車検も通るし、緊急的な危険性もないです。
音自体はうるさいですけどね。
異音で問題なのは、明らかに音が出ているもので、危険かどうか。
ボールジョイントのガタは修理しないとだめです。
ブッシュやマウント類のガタはすぐどうこうならないものもあります。それらは修理を後回しにしても大丈夫。
実は僕が乗ってる車、非常にガタゴトガタゴトうるさくて困っています。
耐えろと言われれば耐えられなくもないんですけど、うるさくて仕方がない。そろそろ修理に踏み切ろうかなと悩んでいたり。
アッパーマウントが原因ではないかと思っています。交換するのが結構手間なので悩んでいます(笑)