自分が乗っている車に、この前エンジンのカーボンクリーニングを施工してみました。
インテークから溶剤を吸わせて、ポートとバルブ、燃焼室を奇麗にするタイプのものです。
施工後はこのように奇麗になっています。
もともと走行距離が12万キロを超えてはいますが、いろいろなフラッシングやらエンジン内部の洗浄を繰り返していたので、さほど汚れてはいませんでしたけど。
で、どうなったか?
多分カーボンクリーニングって、燃焼室やバルブ廻りの画像のビフォーアフターを見せてもらえれば「変わったね」と評価しやすいです。
それが、実走行でどのように体感ができるのか?
これ、多分街乗りレベルじゃわかりにくいと思うんです。変化として取れるのは、アイドリングが安定したという事ですね。
吸気ポートが清掃されているため、きちんとした空気が入りやすくなったということ。負圧が強くなったって言い換えればいいかもしれない。
あとはよくレスポンスが良くなったとかいろんな評価があるかもですけど、そもそも街乗りレベルじゃ体感できるところまでは変わらなかったです。
僕が気になったのは、排気ガスの濃度。
元々排気ガスが汚かった僕の車、カーボンクリーニングをしてから、どの位きれいになったのか?
実際に計測してみました。
どうでしょう?
いや、これ汚くない!?って現役で検査をしてる人なら思いますよね。
インジェクションでHCが300ppmを超えるなんていうのは、結構まれなケースです。
つまり、カーボンクリーニングをしたとしても排気ガスが奇麗になるかということについては、別問題だということです。
燃費も毎回計測してるけど、誤差の程度しか変わりませんね。
やっぱり一番体感できるのって、アイドリング関係かな。山道を登って行って急にアクセルオフにした時など、今までアイドリングがおちそうになった場面でも耐えるようになった。
エンジン内部が奇麗になってるのは間違いないんですけどね。