MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

キャパシタ内蔵のジャンプスターターを買ってた理由

久しぶりにジャンプスターターを買ってみました。

今まで使っていたジャンプスターターもまだ壊れてないし、たまにつかっています。モバイルバッテリーとしても使っているので、車だけではないところで使ってます。

今回買ってみたのはこちらです。

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今までのものと何が違うのかっていうと、キャパシタを内蔵しているジャンプスターターです。

キャパシタって、中国なんかの路線バスにも使われているんですけど、充放電がめちゃくちゃ早くできるコンデンサみたいなもの。

リチウムイオンバッテリーって熱をもって爆発するという危険がありますね。

スマホを充電中に爆発したなんていう事件が結構起こりえます。

実際に今までのジャンプスターターを連続して使ってくると、本体が熱をもって膨らんでくることがあるんです。

少なくとも僕が使っているジャンプスターターはそうです。

なんだか膨らんだまま使い続けると爆発しても怖いよなぁと。

あまりにも強力にエンジンがかからない車は違うものを要したほうがいいなと思ったんです。

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その点こちらの製品は違います。

リチウムイオン電池って、事前に充電しておかないとだめです。今までのジャンプスターターはそうですね。

このキャパシタ内蔵のものは、車にある微弱な電気を吸い上げて取り込み、放出するというタイプです。

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まだ試していないので買ったばかりの所感になります。

劣化が進むリチウムイオン電池とは違うので、長いサイクルで買い替える必要がないという点。

長い目で見るとお買い得だろう!と。故障しなければの話です。もちろん保証もついてますけどね。1年間。

そして、事前充電が不要なのでとりあえず車に積んでおけばいいかなという所。

この辺りもお手軽です。

この商品最大のデメリットは、助ける車のバッテリーがすっからかんだと機能しないという所。

そういう場合はどうするかというと、モバイルバッテリーや他の車のシガーソケットなどからこの製品へ電気を流して増幅させます。

それをエンジンがかからない車に放出する。

分かりやすく言うと、このジャンプスターターだけを自転車でもっていったとして、バッテリーがすっからかんになった車をかけることはできないということ。

何かしらきっかけになる電気を確保できないと駄目なんです。

できればモバイルバッテリーでも箱の中に入れておけばいいんですかね。

ただそれがどの程度の容量が必要かは不明なので、追って詳細をレビューします。

しかしでかいです。

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