MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

純粋なハイパワーエンジン車が楽しめる期間はもうカウントダウンが始まってる

今は世界中の自動車産業でカーボンフリーと叫ばれています。

そしてCAFEと呼ばれる企業平均燃費。これらの足かせとなる為、燃費の悪い車っていうのはもう作れなくなってきています。

CAFEの数値を守れないと、罰金が科せられる為です。でもトヨタからはスープラやGRヤリスが出たじゃん?と思うかもしれません。

トヨタって、スープラやGRヤリスだけで考えるとハイパワーのエンジンを積んでいます。でも、燃費のいい車が多い。

つまり他の車で低燃費率を稼ぎだして、ハイパワー車を相殺しているということです。

さらにはマフラーの音量の問題などで、純粋なハイパワーエンジン車が作れなくなる。

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それなので、今ギリギリで買える純粋たるハイパワー車っていうのは非常に希少な存在となるわけです。

今度日産から新型のZが出てきますが、おそらくあの車が最後のハイパワー車ではないかなと。

載せられるエンジンはスカイラインの400Rと同じVR30DETTになると言われています。

今のZよりは排気量が低くなるものの、ツインターボなので。

考え方をかえるとダウンサイジングターボっていってもいいのかな?あとはどの位楽しさが見いだせるかですね。

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スカイラインの400Rにもマニュアルの設定があれば最高だったなと。

でも今度でるZにマニュアルはおそらく設定されるから、そのミッションやペダル類などを流用すれば400Rもマニュアル化が容易にできるようになるかなと。

次期型の86とBRZも新型がお披露目されたので、これもおそらく純粋なエンジンとしては最後のスポーツカー部類に入りますね。

ND型ロードスターもNE型に変わる時、どうなってるか?ハイブリッド化するのか電動化するのか?

もしかしてEVにしちゃうのか?この辺りも注目すべき点ですね。