スバルプレオのスーパーチャージャー。オイル漏れを起こしていたので修理しました。
オイル漏れを起こしていた箇所はヘッドガスケットです。
まずはフロントバンパーを外します。
軽自動車ですけど、スーパーチャージャーが付いてるとヘッドガスケットまでたどり着くのがなかなか骨が折れます。
外すものはたくさんです。スロットル廻り、スーパーチャージャー。タイミングベルトにパワステポンプ、オルタネーターも外します。
ヘッドガスケットを交換するということすなわち、タイミングベルトも外すので一緒に交換してしまうのが得策。
ある程度のものが外れたらヘッドカバーを外します。
そして、ヘッドボルトを外してシリンダーヘッドを外します。インマニもエキマニもヘッドにつながってる状態でおろしてしまいます。
エンジンマウントなども切るので、エンジンが下がります。ジャッキで下からエンジンを支えておきます。
古いガスケットを奇麗にはがします。
オーバーヒートをしているわけではありませんが、ヘッドとブロックの両方の歪みを測定しておくことをお忘れなく。
エンジンの歪みに問題がなければ新品のガスケットを取り付けます。
スーパーチャージャーの中はギヤオイルが入っています。このタイミングで交換してしまうのもいいかもしれない。
この車でやりにくいのがウォーターポンプです。ベルト側ではない裏に1本クーラントのホースが通っています。それをウォーターポンプにつなぐのが大変。
タイミングベルトをかけて復元していきます。
組み上げたらバンパーを取り付ける前に各部を洗浄。水やオイルが付着した部分を奇麗に洗い流します。
この作業が、仕上げっぽくて好きです。
各部から漏れがないことを確認したら、復元して実走テストです。問題なければ終わりです。
プレオのヘッドガスケット交換でした。
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エンジンオイルは早めに交換しましょう。
オイル管理が悪い車の方がオイル漏れしやすい傾向にあります。