昔家族が乗っていた車の話です。日産のオッティに乗っていました。このオッティが今考えるとなかなかすごい。
どのように凄いかというと、実用燃費がリッター7km台だったんです。軽自動車のエンジンって、排気量が660ccしかありません。なのでどうしてもパワーが欲しい時はエンジン回転を上げないといけません。
この為、コンパクトカーに比べると軽自動車の燃費が悪い傾向にあります。
そうは言ってもリッター7km台は強烈です。
搭載されていたエンジンは3G83ターボです。
ちなみに知り合いは本家のEKスポーツに乗っていて、やはりリッター7km台だったと言っています。
うちで乗っていた車だけでなく、やっぱり燃費が悪いわけです。
燃料タンクの容量は30Lです。満タンに給油すると200km位走ると給油をしないといけないわけです。
東京から長野を給油なしで走り切ることができない・・。そんな世界です。
ここまで燃費が悪いと、さすがに嫌だったのでメンテナンスでどの程度か改善できるかも試してみました。
エアクリーナーを交換したり、プラグを交換したり。オイルをちょっと低粘度のものを入れたり。
いろいろな手段を用いて燃費改善を狙いましたが、まったく変わりませんでした。
それこそHKSのアドバンスドヘリテージは600馬力でリッター20キロです。このオッティは64馬力でリッター7kmなわけです。
ここまでガソリンを垂れ流しにして、そこまでの性能までしか出せないのか?
今僕はダイハツのKFターボエンジンに乗っています。調子がいい時はリッター11kmを超えてくれることもあります。
走行距離が12万kmオーバーですけど。同じ軽自動車のエンジンなのにここまで違うんだなぁってビックリしました。
RX-7のFD3Sはリッター4km台でした。FC3Sはリッター5~6kmくらい走ってくれました。
3G83ターボはリッター7kmです。
こうやって考えると技術の進歩ってやっぱりすごいんだなって思います。
燃費悪すぎる車は通勤には厳しいです。