MHOエンジニアリング

現役自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

車両を交換するという、超絶内容の日産リーフに発表されたリコールについて

小数台リコールだったので、チェックが遅れてしまいました。日産の現行リーフに1月21日リコールが発表されました。

内容が凄くて、サイドメンバーに亀裂が最初から入ってるものがあり、使っていくうちに亀裂が広がってしまう。

その為、事故に遭ったとき乗員を保護する空間を確保できなくなる恐れがあるというものです。

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自動車業界の片隅で働いていたりするので、リコール情報は毎日のようにチェックしてきました。

今まで覚えている中でも、これはすごいなぁという内容はたくさんありましたけど、車両を交換するというものはみた事がありませんでした。

最近にあったすごいリコール

僕が覚えている中で、これはすごいよなぁと思った最近のリコールを紹介。

・レクサスのエンジンバルブスプリング交換

・86やBRZのバルブスプリング交換

・スズキのエンジンスラストベアリング、R06Dのエンジン内部

もっとたくさんあったかもしれないけど、すごいと思う内容はエンジン内部に及ぶものですね。

基本的にこれらの作業はエンジンを車両から脱着して行うものばかりです。

車からエンジンを降ろして該当部品を交換・・・。だけで済まないケースがありますよね。特に新車からある程度たってからリコールが発表になった場合など。

作業をしていたら配線のカプラーが割れてしまったり、ホースが切れてしまったりなどなど。

トヨタディーラーに勤めている知人に86のリコールについて聞きました。スバルのBRZに関しては八王子に車両を集めて一気に作業をしていました。

トヨタのディーラーは何と自前でバルブスプリングを交換していたんです。ではメーカーからどういった部品が支給されたのかと聞くと、エンジンガスケットキットとオイル位だったということ。

誰が作業したって、該当部品を交換すればリコールは実施したとされるでしょうけど、リコールだけ集中してやっている人間とそうでない人間とでは、同じリコールでも作業のクオリティに差が出てきますからね。

リーフのリコール、吉と考えるか凶と考えるか?

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話を戻してリーフのリコールです。

このリコールを凶ととるか吉と取るかは本人次第です。リコールって基本は早めに受けるものです。

だけど、有効期間があるというわけではないので、いつ受けても本人の自由です。この意味をなすところは何か?

例えばリコール該当のリーフをそれこそ20万キロまで走り倒して、リコールを受ける。そこで車両を交換してもらうというのだって、あり得ない話かなと。

ただその間の事故に関してはリコールを発表している時点で日産には責任はありませんから。

こうなるというリスクを発表してリコール措置を出しているので、リスクが嫌なら早くに受けるべきです。

日産リコールの車両交換というすさまじいリコールについてでした。