数日前に出たこちらの記事をみて、ぶったまげました。
600馬力で燃費20km/リットル、HKSが名機RB26DETTをチューン…東京オートサロン2021 #SmartNews https://t.co/Kgqwr9iI3a
— チームMHO 自動車整備士YouTuber (@teammho) 2021年1月20日
日本屈指のチューニングメーカーであるHKSがスカイラインGT-Rに搭載されているRB26DETTを600馬力で燃費リッター20kmというものです。
これは・・・。革命ですよ!それほどすごいことだと思います。
RB26DETTはスカイラインGT-Rの心臓部
日産でいうところのL型エンジンと同じくらい有名なRB26DETT。スカイラインGT-Rに搭載さ入れいた直6のツインターボエンジンです。
当時のスペックは280馬力で10・15モードで7.0/kml。
このエンジンを600馬力でリッター20kmにするというわけです。これがいかに規格外にすごいことが分かってもらえるかと思います。
パワーでいうとおよそ2倍以上。燃費は3倍近くも向上させるということです。
こんなことって可能なのか?とぶったまげました。
RB26DETTが出始めたころって、インジェクションの電子制御ですが、今の時代に比べるときめ細かい制御は出来ていません。
現代の技術で出力と燃費を向上させるというのはわかりますが、ここまですごいと信じられない・・。と思ってしまいした。
しかし、HKSのYouTube動画にて、その仕組みを解説しています。
主な変更点は以下の通り
・プラグ部にプレチャンバ搭載
・バーチカルターボチャージャーの搭載
・デュアルプレナムインテークの搭載
・デュアルインジェクションの採用
これらを搭載することで、馬力2倍の燃費3倍という驚異的エンジンへと変えることができるということですね。
しかしこれはうれしいと思いますよね。
純粋にGT-Rをサーキットやレースなど競技に使ってる人以外にも、街乗りをメインで使ってる人って多いですから。
そんな時って少しでも燃費がいいに決まってます。
32GT-Rが出たころよりガソリンも値段があがっていますから。
こういうのってNISMOあたりがやる仕事だと思うけど、HKSがそれをやってのけちゃうんだから相当な技術力だと思います。
これを皮切りに90年代のスポーツカーエンジンをどんどんとアドバンスヘリテージをしてくれればいいのになぁって。
FDの13Bも燃費が2倍になったら喜ぶ人相当多いと思いますよ。2JZとかにも手を広げてほしいですねー。
技術って素晴らしいと思った。