MHOエンジニアリング

現役自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

車検時におけるシートベルト警告灯の罠

車検の検査において、立ちはだかる壁。それはシートベルト警告灯。シートベルト警告灯は切れていると車検に通りません。

しかしすべての車がそうではなくて、国産車は平成6年3月31日以前に製作されたもの、輸入車は平成7年3月31日以前に製作されたものはシートベルト警告灯がなくても車検はOKとなります。

つまり国産車は平成6年の4月1日からは車検がNGになります。

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鍵をONにした時、すべての警告灯がぱっと光ります。

この動作は各警告灯の球切れを点検しています。この時にちゃんと警告灯が点灯していたら、メーターの電球は問題ありません。

もし、メーター球が切れていなくてシートベルトをしていない時に警告灯が点灯しなかったら何が原因か?

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それはこちらです。シートベルトのバックル。

このバックルの中にスイッチが入っています。メーターの電球が切れてなければ、このシートベルトバックルが駄目になっています。

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こうなると、シートベルトのバックルを交換しないといけません。

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この通り配線が出ています。スイッチになってるからです。

トヨタでこのシートベルトバックルのリコールがでましたね。リコールを受けないと車検に引っかかってくる内容ですね。

まだこの車のように、シートベルトのバックルで部品設定があるメーカーはいいんです。

ちなみに3920円です。

しかし、中にはこの部分だけで部品が注文できないメーカーがある。どんな設定なのかというと、シートベルト本体と一緒じゃないと部品供給してくれないメーカーです。

なんとその価格2万円!

シートベルト自体は問題ないのに、ただバックルが欲しいだけなのに・・・。

この辺り、絶対にバックルだけで部品設定するべきだと思うんです。ベルトも同時交換すればそりゃ安全性はばっちりになるかもしれないけど。

シートベルトが損傷するなんてそうそうありません。

だとしたらバックル部のスイッチだけ交換できるようにするなどしてほしい。

シートベルトASSYでしか供給してくれないメーカーはどうなってるんだー。

と、声を大にして叫びたい今日この頃です。

ちなみに今のメーターはメーター球を使っていないので、シートベルト部分が点灯しなければメーター交換になりかねません。

そういうのも勘弁です。