MHOエンジニアリング

現役自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

車検や整備で車を預かったら、燃料メーターのランプが点灯していて困った件

僕が住んでいる地域はいわゆる田舎です。田舎の車屋さんっていうのは、いまだに納車引き取りもやっています。町場のディーラーは納車引き取りはほとんどやらなくなりました。

納車引き取りの何がいけないのかというと、時間がもったいないという点。下手な話会社から30km以上離れた山間地からも引き取りをすることがあります。

往復で1時間以上がなくなってしまう。これを整備士に行わせると、工具を持っている時間が少なくなって生産性が非常に低くなってしまう。

こういう事態を避けるために、業界では少しずつ納車引き取りはなくなっていきました。ディーラーではほとんどやってません。

でも納車引き取りのすべてが悪なのかというと、メリットもあります。例えば担当する整備士が納車引き取りに行けば、お客さんのご用命事項を会社に戻ってくるまでに何度も再現するチャンスがある。

例えば車検と一緒に異音を直してほしいという依頼。会社へ戻るまでの道筋で、その症状を再現するなどどのあたりが悪いかテスト走行も兼ねることができます。

この辺りは一石二鳥になる。そして重整備が終わった後、実際に担当した整備が納車にいくことによって、最後のテスト走行を実施できるしお客さんと対面して車を引き渡すため、責任感も人一倍になります。

このあたりがメリットです。

中にはびっくりすることがあるんです。それはガソリンがほとんど入っていない車。僕はがガソリンのエンプティマークが点灯するまで減らすことはしません。それは、もしガス欠を起こしたら燃料ポンプに負担がかかることを知っているから。

燃料ポンプって、ガス欠時にいエアを吸い込むと下手したら壊れることがあります。これを避けるため、最低でも一番下のメモリになったらガソリンは入れるようにしています。

お客さんの中にはエンプティマークが点灯しているのに燃料を入れていない人がたまにいます。それはそれでいいんですが、それが山間地の車だったら・・。

これ、果たして会社にたどり着く前にガス欠になるんじゃない?って。

逆にその人の家にたどり着けたとして、オーナーがガソリンスタンドに行く前にガス欠になるんじゃないって・・・。

どちらにしろ、ここまで燃料を減らしてしまう人っていうのは・・・。

うーんという感じです。

燃料を少なめに入れると、車は軽くなります。燃費には効くわけですが、総合的にみると燃料ポンプへの負担が心配なので、もっと早いスパンで燃料は入れたほうがいいと思います。

スリル満点です。