車を構成する部品で、基本的に純正部品と社外部品が存在します。純正部品は外板パネルや灯火類(最近は灯火も社外があります)。
社外部品というと、エンジンのベルトやブレーキパッドなどが想像しやすいです。車の外板パネルなどが社外品設定がないのは、専用部品だからです。
例えばエンジンって、共通のエンジンが何車種も載せて走るのは当たり前です。ちょっと前のトヨタ車なら1NZというエンジンがあり、ヴィッツ、ファンカーゴ、bB、シエンタ、プロボックス、イストなどなど。
みんな1NZを積んでいました。ならばファンベルトは社外部品を作ろう!と、社外部品メーカーは思いますよね。汎用性が高いため、幅広い車種で使えるから。
純正部品しかないのって、その車種の専用設計のものが多いです。
話を元に戻して、
「それなりの部品」
について書いてみます。これもわかりやすい例を挙げるとタイヤです。タイヤって安いものから高いものまで雲泥の差があります。値段もさることながら価格もまたしかり。
ここで強調したいのは、その車にあったそれなりの部品を使うことをお勧めするということです。
例えば軽自動車にだって今や乗り心地のよいレグノというタイヤがブリヂストンから販売されています。
実際に軽自動車にレグノをはかせたものに試乗したことがありませんが、おそらく純正装着タイヤよりも高性能なため、乗り心地は大きく変わるでと想像できます。
タイヤってびっくりするくらい乗り心地が変わります。
ではその逆のパターンはどうか?これがちょっといただけないパターンになります。クラウンという車、ご存知ですね。いつかはクラウンと呼ばれた車です。
トヨタ車をサラリーマン人生に当てはめると、新卒でカローラを買う。そこからワンランク上のプレミオやアリオンなど。そして次はマーク2三兄弟。到達するのがクラウン。
サラリーな人生と車を当てはめていくとクラウンという車は、人生のピーク時に乗るような車。
そんなクラウンに新興国メーカーが作った格安タイヤ、履かせてみますか!?クラウンといえばレグノを履いてもらいたいわけです。
レグノを履かないとクラウンという車が十分に発揮できない。そこを安ーいタイヤで済ませてしまう。これがちょっといただけない乗り方になるわけです。
その車にはそれなりの部品をあてがってあげないと・・・。
外車って部品が国産よりも高いです。そりゃ輸送コストなどを考えれば高くなるのは納得できます。でもそれを覚悟して乗らないといけないのが外車です。
あえてデチューンして乗り回すのであればいいんですが、せっかくの車ならそれなりの部品を装着して性能を十分に発揮した状態で使ってあげてほしいと。
そんなんだから僕は軽自動車ばかり乗ってるのかもしれません(笑)軽自動車の世界も奥が深いですけど。