MHOエンジニアリング

現役自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

マツダのスカイアクティブXはスカイアクティブGに比べて部品が2.5倍ある

いよいよお目見えが近づいてきた、日本向けのスカイアクティブX。

スカイアクティブGがデビューする時も「10・15モードでリッター30kmを超える!」という、当時としては相当衝撃的なエンジンとして注目を集めたのを覚えています。

この頃からマツダはエンジンに関するブレークスルーをどんどんと起こして、スカイアクティブDでは尿素水を使わないでクリーンな排気を実現。ディーゼルなのに低圧縮という逆転の発想。

そして、大本命となるのがスカイアクティブXです。SPCCIと呼ばれる火花点火制御圧縮着火によってガソリンエンジンディーゼルエンジンのようにする技術です。

当然ながら、世界を見渡しても市販化をしているメーカーはありません。

まさに内燃機関への相当な執念が感じられるところですが、このスカイアクティブX。

なんとスカイアクティブGに比べて部品点数が2.5倍にものぼるという。そして組み立て工程も従来のエンジンに比べて30分は長く必要。

さらにはエンジンのラインオフで最終検査項目はスカイアクティブGの390項目に対して480項目になるという。

これだけを見ても相当なエンジンであるということが容易に想像がつきます。すでに欧州ではスカイアクティブXは販売されているわけですが、日本向けに圧縮比などを見直してリリースされます。

ハイオクを入れればそれなりの性能が出て、レギュラーでも使える!というハイオク推奨のスペックになるそうですが、このスカイアクティブXはどの程度の販売実績を作り上げるのか注目です。

欧州では6割がスカイアクティブXをチョイスされているとのことですが、日本では3割くらいじゃないかなと予想してみます。

やはり日本のユーザーは価格に対しても敏感です。スカイアクティブXのコストを回収しようと思えば、どれだけ長く車を乗りつぶさないといけないか。

単純に夢のエンジンだ!で飛びついてくれるユーザーがたくさんいればいいですが、やはりエンジンが高いと実績とは比例しにくいところがありますからね。

僕はものすごく興味深々です。早く車を見てみたい。