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手動オイルチェンジャーで上抜きオイル交換をした後に、下からオイルが出るか検証してみた

オイル交換の時期が来たので、ちょうど試したかったオイルチェンジャーを検証してみます。

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今回僕が買ったのはこちらのオイルチェンジャー。

 

toolsisland (ツールズアイランド) 手動式オイルチェンジャー 能力4L/分 容量6L(簡易日本語説明書付き)
 

 ツールズアイランドの手動オイルチェンジャーです。レビューで評価もそこそこだったし、値段もお手頃だったので買ってみました。

 

いつもオイル交換はドレンボルトを外して、オイルパンからオイルを抜いていました。下抜きというやつです。整備工場やガソリンスタンドでオイル交換をするのとほぼ同じ方法。

 

オイルチェンジャーを使うと、オイルレベルゲージからストローのようなもので吸い上げてオイルを抜きます。

 

今回検証したかったのは、上抜きと下抜きのどちらがオイルを抜けるのか?ということ。これはエンジンや車種によっても大きく変わってくると思います。

シエンタで試してみました。NCP85という型式でエンジンは1NZです。

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オイルチェンジャーを組み立ててみました。自転車の空気入れのようにポンピングをして負圧を作り出し、ストローで吸い上げる。

 

エンジンが完全に冷えているとオイルも粘度が固い為、2~3分アイドリングをさせます。あまり油温を上げてしまうとオイルチェンジャーのゴムやプラスチック部分に悪影響がでるので、2~3分程度で十分かな。冬はもうちょっと回したほうがいいかもしれないですね。

 

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この手のオイルチェンジャー全てに言えることですが、ストローを挿す目安はレベルゲージの長さです。ATFの交換もそうですが、ちゃんと一番下の部分にストローが設置できないと完全にオイルが抜けないんです。

なので、どの程度ストローをさせばいいのかをゲージで長さを調べておく。

 

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ゲージと同じ長さ位をさしこむのが目安です。

 

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オイルレベルゲージを抜いたところにさしこんでいく。カテーテルのようです。

ちなみにこの1NZの場合、エンジンのオイルパンに当たるとコツコツといった感触があってわかりやすい。ちょうどゲージと同じ長さくらいの場所です。

 

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ゲージをさしたらひたすらポンピングします。この時、ポンピングの部分の根元をちゃんおさえておく。ポンプの部分ってネジで止まってるわけでもなく、ただゴムパッキンで合体してるだけ。

ここからエアを吸い込むと負圧になりません。

ポンピングしていくとどんどん重たくなっていけば大丈夫です。

 

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オイルが吸い込まれていきます。

 

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放置したりポンピングしたりを繰り返します。意外と時間はかかりますね。

 

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大方のオイルが抜けると、エアがかんできます。すると負圧が抜けてしまうのでポンピングして少しでも多くのオイルを吸い出します。もうちょっとですね。

 

オイルがほとんど出てこなくなったらOK。

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このオイルチェンジャーは6リットルの容量です。半分よりちょっと上くらいまで抜けています。3リットル弱は抜けたことになりますね。

 

オイルチェンジャーで抜いたあと、ドレンボルトを外してみる

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問題はここからです。オイルチェンジャーで上抜き下あとに、ドレンボルトを外してみます。これでオイルが出てくるようでしたら、この車は上抜きには適していないということになります。

 

ドレンボルトを抜いたほうがたくさんオイルが抜けるようじゃ、量にもよるけど意味がないですからね。

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さあ、どうかな?

 

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!!!オイル、全く出てきません。すごい。

 

だけど右前輪を少しだけ持ち上げているので、ジャッキダウンさせてみます。

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ジャッキを下げてもオイルは出てきません。真空の上抜きの方がシエンタの1NZはオイルがたくさん抜けることがわかりました。

 

この結果、もうオイル交換は下抜きをする必要がなくなったわけです。上抜きの方が楽ですからね。

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あとはドレンを締めて、オイルを注ぎます。

このオイルチェンジャーなかなかやります。

オイルの排出も楽チン

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オイルの排出も楽チンです。ストローとポンプを本体から外します。

 

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先っぽを付け替えて、廃油受けにあけるだけ。

 

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こんなに楽チンにオイル交換ができるなら、もう少し頻繁にオイル変えちゃおうかなぁなんて気にもなってきます。

このオイルチェンジャーを買った理由は同じ方法でATFも交換しようと思ってるからです。それはまた後日お伝えします。

一家に一台オイルチェンジャー!便利な道具です。違う車でも随時試してみます。

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